内科

糖尿病

糖尿病とはすい臓から出るインスリンの作用不足や分泌不足により、血糖値が高くなる病気です。この病気の怖いところは治療せずに放置した状態でいると、細小血管症(糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害)・大血管症(狭心症・心筋梗塞・脳卒中・末梢動脈疾患)につながるところです。

このような合併症の予防を含めて、早期の段階からしっかりと管理するために、血液検査・尿検査および心電図やレントゲンで定期的な検査を行い、必要に応じて眼科などを紹介できるよう病診連携にも尽力しています。糖尿病の治療は定期的な通院が必要になります。

脂質異常症

脂質異常症とは中性脂肪や悪玉コレステロールの数値が高い、善玉コレステロールの数値が低い状態を指します。この状態になると、他の生活習慣病と同様に動脈硬化を進行させ、重篤な病気につながるリスクとなります。主に生活習慣の乱れが原因ですが、なかには遺伝が原因ということもあります。

まずは血液検査で中性脂肪とコレステロールの数値を確かめ、合併症の有無がないかを心電図や血圧脈波検査および超音波検査で調べます。検査後は患者さまの状態に応じて、生活改善の指導やお薬の処方をします。

急性胃腸炎

腹痛や下痢などのおなかの症状にはさまざまな原因が考えられます。たとえば食中毒や盲腸などの危険性があるため、患者さまの病状を見極めたうえで検査や治療の方針を変えています。

膀胱炎(ぼうこうえん)

トイレが近くなったり排尿時に痛み・排尿後にまだ残っている感じがある方は、膀胱炎の疑いがあります。この病気は身体の構造上、男性よりも尿道が短い女性にみられやすく、排尿を我慢したり、下半身が冷えると起こりやすくなります。もし、尿検査で疑いがありましたら、治療をはじめます。